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生きた地球外微生物が発見された?

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 火星で微生物の痕跡が発見されたとNASAが発表したのは、まだ記憶に新しいが、今度は大気上層部で外宇宙起源と思われる生きた微生物が発見されたらしい。
 Chandra Wickramasingheによると16km上空の大気層から科学実験用の気球で採取されたサンプルの中から、地球上のいかなる生物とも似ていない微生物が見つかったという。
 おそらく、近くを通過した彗星よりもたらされたのではないかということだ。

 NASA's Ames Researchは、この発見に懐疑的だ、以前にもかなりの高空で、菌類の胞子が発見されたことがあるため、16km上空まで地上の微生物が巻き上げられる可能性は否定できないからだ。
 又、実験用の気球自体が地上で汚染され、回収されたのは地上で汚染された微生物の可能性もあるという。

 Wickramasinghe自身も、微生物が地上から巻き上げられる可能性は否定していないが、実験から得られたデータやその他の関連する状況すべてが、この微生物が地球起源でない事を示しているという。
 更に、気球の打ち上げは厳密にコントロールされた状況で行われており、地上で汚染される可能性は無いという。
 Wickramasingheによると、しし座流星群のスペクトル分析の結果も流星に生物が含まれている可能性を指摘しているという。

 確かに最近の研究では、微生物は不活性状態ではおそらく何百万年も生き延びるという。 充分に惑星間を移動できる時間だ。 又、定期的に流行するインフルエンザも宇宙からもたらされるのではないかという説も存在する。
   Wickramasingheによると、何よりも興味深い点はこの微生物が地上のいかなる生物とも異なる特徴をもつ点だという。 詳しい研究成果が発表されるのを期待しよう。

  参考ニュースソース

CNN News
November 24, 2000
Web posted at: 1:51 PM EST (1851 GMT)

By Richard Stenger
CNN.com Writer

INN特派員:ハンニバル43世 2000年12月10日

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