上空250m | 上空1150m |
---|---|
たかだか小惑星への着陸で快挙というには大げさだと思われるかもしれないが、この探査機は驚くべきことに、もともと着陸を目的にデザインされてはいないのだ。
探査機は、1年間にわたる軌道上からの観測を完璧に成功させたためNASAが急きょ一か八かの着陸を試みたのだ。
もちろん着陸ギヤも何も備えていないのだから着陸と呼ぶよりは、制御された墜落と呼ぶ方が正しいのかもしれない。
探査機は人間の歩く速度ぐらいまで減速されて着陸したが、少なくとも一回はバウンドし90mぐらいまでは跳ね上げられた可能性がある。
APL(The Johns Hopkins Applied Physics Laboratory )のローレル博士によると探査機は12日のアメリカ東部時間午後3時7分にエロスの地表に着陸したことが確認された。 探査機は着陸の直前までイメージ画像を送信したのち、着陸後も信号を送信し続けており正常に機能しているもようだ。
参考ニュースソース
Today's NASA ニュース
NEAR Shoemaker Spacecraft Makes History, Lands on Asteroid
INN特派員:ハンニバル43世 2001年2月13日
New Carthago City