ロシアの宇宙ステーション ミールいよいよ本日3回の逆噴射を行った後、地球大気圏に再突入する。
ロシア側によるとミールは22日に逆噴射に備えた最終の姿勢制御に成功した。 ロシアは、今回のミール落下を制御できる事に自信を持っているが、これほど巨大で複雑な物体を姿勢制御を行いながら大気圏再突入をさせる事は前代未聞の大作業だ。
本日最後のエンジン逆噴射は、午後2時ごろトルコ上空で行われこの噴射でミールは燃料すべてを使い果たす。 この最後のエンジン噴射に成功すれば、島根県から徳島県上空170〜150kmを通過後南太平洋へ落下する。
すべてを計画通りこなせれば、ロシアは宇宙科学史に残る大偉業を達成した事になる。 成功を祈りたい。
INN特派員:ハンニバル43世 2001年3月23日
New Carthago City