ペルーの超古代文明

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 アメリカ・ペルーの合同調査団により、何と4600年も前の古代都市文明の痕跡がペルーで確認された。
 調査団によるとCaralと呼ばれるアンデスの乾燥した山の斜面の遺跡で発見された植物の炭素年代測定を行ったところ、最大紀元前2,627年頃の物である事が判明した。
 何とこの遺跡は今から約4600年も前に作られたのだ。 4600年前と言えばちょうどエジプトでギザの三大ピラミッドが作られた時期にあたる。

 1905年に発見されたCaral遺跡は、中央ペルーに位置する太平洋からアンデスの斜面にかけて存在する18の遺跡のうちの一つである。
 巨大なマウントや6基のピラミッド、アパートのようなビルディングや優れた灌漑設備を持つ大変先進的な都市遺跡で、従来はその先進性から紀元前1,500年頃の物と考えられていた。

 この発見によりアメリカ新大陸の都市文明の発達は、一気に世界四大文明と同じ時期にまでさかのぼり、従来の文明の起源をメソポタミアに求める説は完全に崩れた事になる。  

参考資料

BBCニュース Thursday, 26 April, 2001, 19:12 GMT 20:12 UK
Oldest civilisation in the Americas

BBCニュース Thursday, 26 April, 2001, 20:35 GMT 21:35 UK
Peru's 4600 year-old city

ヤフーニュース Thursday April 26 3:40 PM ET
Peru Complex May Be Oldest City
By PAUL RECER, AP Science Writer

INN特派員:ハンニバル43世 2001年4月28日


New Carthago City