キューバ沿岸のカリブ海で、リモコン式の小型潜水艇を使用して海底探査を行っていたカナダの水中探査会社により、海底に沈んだ石積みの構造物が発見された。
水中遺跡は、何と水深約640mの海底で発見され周辺は複雑な都市の様相を呈しているという。 発見者等は、少なくとも6000年以上前の未知の古代文明の水没した都市跡だと考えている。
エンジニアのPaulina Zelitskyによると、最初の発見は2000年7月に最新鋭の水中ソナーにより、均整の取れた石造りの建造物やピラミッド状の構図物のイメージが浮かび上がった事に始まる。
その後、キューバの科学者の協力を得て、ROVと呼ばれる無人の小型潜水艇を使い再調査を行った結果、人工的な石のブロックによる複雑な構造物が確認されたらしい。
しかも石のブロックの多くは2m、4mに成形されているという。 又、建造物の中にはピラミッド状の物も含まれている事が確認されている。
この遺跡を発見した会社は、カナダのベンチャー企業で主に海底に沈んだ船の埋蔵物を引き上げる事業を行っている。
この会社では、来年1月から再び遺跡の調査を行い、古代都市である確実な証拠固めを行いたいとしている。
参考資料
ヤフーニュース:Thursday December 6 11:13 AM ET
Explorers View 'Lost City' Ruins Under Caribbean
By Andrew Cawthorne
INN特派員:ハンニバル43世 2001年12月11日
New Carthago City