火星に大量の水

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 NASAの発表によると、火星探査機マースオデッセイが火星の地下に大規模な氷床が存在する事が確認された。 これまでの観測からも、火星にかつて大量の水が存在した事が確認されており、その水の行方を巡って様々な憶測がなされてきた。 今回の発見により、大量の水が現在も火星の地下に凍りついている事がはっきりした訳だ。
 この発見により、かつて火星に生物が存在した可能性が一気に高まったと言えるだろう。 更に現在も火星の地下深くに生物が存在する可能性も否定できない。

   水の発見により、有人火星探査計画もにわかに現実味をおびてきたと言えるだろう。なぜなら、火星に持っていく水は行きの分だけでよくなり、火星滞在中の水と帰りの水は現地調達が出来るからだ。その上、水を電気分解して水素と酸素にすれば、帰りの燃料も現地調達できるかもしれない。
 火星探査機マースオデッセイによる地下氷床発見の経緯は、Journal Scienceに論文が記載されるらしい。


参考資料

NASA

INN特派員:ハンニバル43世 2002年6月4日


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