ポリネシアの猿石

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 ポリネシアにはTikiと呼ばれる神がいる。神像と言う形で、現在では、ポリネシア全域で見られる。その中で最も初期のTikiは、マルケサス諸島に見られる。イースター島のモアイもマルケサス諸島のTikiが原型だと考えられている。
 一方、奈良県明日香村周辺には有名な謎の石像・猿石がある。従来から、明日香の文化には、大陸の影響とは別に、太平洋ポリネシアの影響もあるのではないかと言う説があるが、この説を裏付ける驚くべき物を発見した。
 二枚の写真を、見比べて見ると、少し首を傾けた顔の表情、全体の形、手の位置等、まるで瓜二つである事が良く分かるだろう。No.2は、高取城跡の猿石のレプリカである。一方、No.1の写真は、米国ワシントンDCのスミソニアン博物館に展示されているものである。説明書きによると、これは、イースター島のTikiで、モアイとは全く風貌の異なる異形の物とされている。
 ここまで似ていると、とても偶然とは思えない。その他の猿石も、ポリネシアのTiki、それも特に古い物に酷似している。これらの事を考えると、古代日本とポリネシアの島々には、何らかのつながりがあった可能性がある。
 南米チリにも同様のものがあるという情報もあり、現在調査中である。



INN特派員:ハンニバル43世 2007年9月23日


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