グラハム・ハンコック氏中国調査完了

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  取材規制が厳しい中、現地調査で非常に興味深いことが判明した。 西安では、ピラミッド型古墳を多数確認した。 中国のピラミッド型墳墓の多くは写真のように上部が平らになっているが、完全な四角錐形の物もかなり存在しいるらしい。

 西安でのピラミッド取材中、ピラミッドのすぐ近くからベストショットを撮ろうとした瞬間、同行した通訳の持参したデジカメが突然撮影不能になるハプニングに見舞われた。 ピラミッドの祟りか、このデジカメは日本に戻ってきてからは自動で復活し現在も調子よく動作している。

 西安近郊で、兵馬傭を凌ぐかもしれない遺跡が発見されているらしい。 現在本格的な発掘の前段階の調査が行われていて、兵馬傭と同じ陶製の兵隊が多数発見されている。 この遺跡は兵馬傭よりも古い遺跡で兵隊の大きさも等身大の1/3の大きさだ。

 中国で1/3の大きさの兵馬傭が見つかった事で、エジプトのウシャブチ(死後の世界で召し使いとして使える人形)、中国の兵馬傭、日本の埴輪と古代世界では共通して小型の人形を死者と一緒に葬った事が確認された。

INN特派員:ハンニバル43世 1999年8月10日